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お茶の苦み成分である、カフェイン。
眠気を覚ます作用や筋肉を刺激する効果があるといわれています。
カフェインは、低温では溶け出しにくく、高温になると一気に溶け出す
という特徴があります。
渋み成分であるカテキン類も温度が高くなるにつれて溶け出しますので、
低い温度でお茶をいれると、苦渋みが少なく、旨味が多いお茶になります。
知ってる?
カフェイン
高い温度で
いれた場合
苦み、渋みの
強いお茶
苦み、渋みが少なく
旨味が多いお茶
低い温度で
いれた場合
みんなでちゃちゃちゃ
お茶の
カフェイン
のおはなし
熱湯 100ml中21mg
煎茶
水出し 100ml中10mg以下
抹茶
熱湯 100ml中32mg
水出し 100ml中29mg
ほうじ茶
熱湯 100ml中17mg
水出し 100ml中10mg以下
紅茶
熱湯 100ml中18mg
水出し 100ml中10mg以下
カフェイン抽出量
※静環検査センター調べ(高速液体クロマトグラフ法・検出限界10㎎/100ml)
※「みんなでちゃちゃちゃ」ティーバッグのグラム数を熱湯または水(20℃)
100mlで5分抽出した場合
※抹茶は、抽出ではなく、粉末を溶かした液体を調査したため、粉末茶葉の持つ
カフェインが測定されています。そのため、水出し・熱湯どちらもカフェイン量に
大きな差はなかったと考えられます。
※玄米・レモングラスには、もともとカフェインが含まれていません
一日で悪影響のないカフェイン量
知ってる?
Wikoff D et al.,food Chem Toxicol 109,585(2017)
健康的な成人
一日の摂取量
400mg
コーヒー200ml
(200ml中120mg含有)
約3杯
煎茶100ml
約20杯
妊婦
一日の摂取量
300mg
コーヒー200ml
(200ml中120mg含有)
約2杯
煎茶100ml
約15杯
こども~青年
一日の摂取量
2.5mg/kg
コーヒー200ml
(200ml中120mg含有)
0杯
煎茶100ml
約1杯
(1才平均体重約9kg)
こどものカフェイン摂取量は、体重で変わります。
1kg当たり2.5mg。
1才の平均体重9kgで、22.5mg(2.5㎎×9kg)
摂取できるので、煎茶100ml一杯飲む
ことができます。
カフェインについて 監修
静岡県立大学 茶学総合研究センター
中村順行センター長
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